
会社破産後の社長の生活に関しては、大きくは借金処理、収入確保、住居確保の3つの問題があります。
通常、社長は会社の借金の連帯保証人になっていますから、会社が破産すると、社長個人が借金を支払わなければなりません。
ただ、会社の借金(の連帯保証債務)は数百万円から数千万円にものぼるのが普通ですから、通常は社長個人で支払うことは不可能です。
ほとんどの場合、会社と同時に社長も破産し、社長個人の連帯保証債務も帳消しにすることになります。
⇒ 社長個人の借金問題・債務整理についてはこちら
破産したからと言って就職が制限されることはありませんので、社長は会社の破産を決断したら、すぐにその後の収入源・就職先を探す必要があります。
しかし、事業を長く続けた社長ほど破産のときには高齢になっており、再就職が難しくなります。
初期投資を必要としない事業であれば、会社の破産後すぐに起業するという手もあります。
社長が破産する場合、自宅を処分することになりますので、その後の住居の確保が問題となります。
通常は、賃貸住宅を探すことになるでしょう。
しかし、協力者がいれば自宅に住み続けることができる場合もあります。
まずは諦めずにご相談ください。